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2019/10/15 10:46

小反落、ハンセンは12ポイント安 無料記事

ハンセン指数     26509.87  -11.98 -0.05%
中国本土株指数(旧H株指数) 10498.80 -9.05  -0.09%
レッドチップ指数 4287.02 -15.75 -0.37%

 15日の香港マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標のハンセン指数が4日ぶりに反落している。米中通商協議の先行きがやや不安視される流れ。米メディアが14日、「中国は合意文書の署名前に、更なる協議を望んでいる」と報じたことで今後の交渉が難航するとの不安が浮上した。先週開催された閣僚級の協議では、複数の項目で合意に達し、米国は15日に予定していた中国製品に対する関税引き上げを先延ばしする方針を表明。ただ、12月に予定する対中追加関税に関しては発動の余地を残した。
 一方、朝方公表された9月の中国物価統計では、消費者物価指数(CPI)が前年同月比で3.0%上昇し予想を上回った。半面、生産者物価指数(PPI)は前年同月比で1.2%のマイナスとなっている。
 主要銘柄の値下がり率は、中国聯通(チャイナ・ユニコム:762/HK)が2.9%、恒生銀行(ハンセン銀行:11/HK)が1.6%、中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が1.2%、九龍倉置業地産投資(ワーフ・リアル・エステート・インベストメント:1997/HK)が1.2%、中国移動(チャイナ・モバイル:941/HK)が0.9%、中国石油化工(サイノペック:386/HK)が0.9%など。


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