ハンセン指数 　 　 26916.38　 +2.46 +0.01％
中国本土株指数（旧H株指数） 10606.36 -11.01　 -0.10％
レッドチップ指数 4280.37 +12.43 +0.29％

　27日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が小じっかりで推移している。米株の史上最高値更新を好感。米中協議の進展が期待された。トランプ米大統領は26日、通商協議「第1段階」の合意は最期の難所を迎えているとしたうえで、「完了は近い」と記者団に語っている。また、コンウェイ米大統領顧問は同日、通商合意は「かなり近づいている」とメディアインタビューで答えた。もっとも、協議の成り行きを見極めたいとするスタンスも根強く、買いの勢いは限定されている。
　主要銘柄の値上がり率は、香港鉄路(MTR：66/HK)が1.4％、恒隆地産(ハンルン・プロパティーズ：101/HK)が1.4％、万洲国際(WHグループ：288/HK)が1.4％、九龍倉置業地産投資(ワーフ・リアル・エステート・インベストメント：1997/HK)が1.4％、長江実業集団(CKアセット・ホールディングス：1113/HK)が1.1％など。
　このほか、前日に新規上場した中国Eコマース最大手の阿里巴巴集団HD（アリババ・グループ・ホールディング：9988/HK）は続伸で推移している。


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