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2019/11/20 10:55

本土株:上海総合は0.2%安で反落、上海B株も0.2%安 無料記事

 20日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数は前日比5.63ポイント(0.19%)安の2928.36ポイントと3日ぶりに反落している。外貨建てB株相場もさえない。上海B株指数が0.47ポイント(0.18%)安の256.43ポイント、深センB株指数が1.45ポイント(0.16%)安の910.63ポイントで推移している。
 米中対立の激化を警戒。米上院は日本時間20日朝方、香港の自治を守る「香港人権・民主主義法案」を全会一致で可決し、香港デモを支援する姿勢を鮮明化した。中国側は、同法案が成立したら報復する可能性を改めて示唆している。法案はすでに下院が可決済みで、成立には大統領の署名が必要だ。一方、中国人民銀行(中央銀行)は朝方、実質的な政策金利の指標金利「ローンプライムレート(LPR)」(毎月1回公表)について、1年物と5年物の金利を引き下げると発表。ただ、引き下げは事前に予想されていたこともあり、現時点で好感する買いは限定的だ。
 主要銘柄の値下がり率は、中国人民保険集団(601319/SH)が2.4%、中国人寿保険(601628/SH)が1.4%、三安光電(600703/SH)が1.2%、国電南瑞(600406/SH)が1.1%、海爾智家(600690/SH)が1.1%など。


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