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2019/02/28 13:29

香港前場:ハンセン0.1%高で3日ぶり反発、上海総合は0.4%下落 無料記事

 28日前場の香港マーケットはまちまち。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比28.13ポイント(0.10%)高の28785.57ポイントと3日ぶりに反発する半面、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は29.93ポイント(0.26%)安の11427.34ポイントと3日続落した。半日の売買代金は592億700万香港ドルとなっている(27日前場は609億100万香港ドル)。
 米金融引き締めの懸念後退が相場を支える流れ。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は2日連続で議会証言に臨み、「資産圧縮の停止時期は近い」と発言した。マーケットへの資金流入が続くと歓迎されている。ただ、中国景気の悪化が警戒されるなかで上値は重い。寄り付き前に公表された2月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計・発表)は49.2と下振れで着地した。3カ月連続で景況判断の節目(50)を下回っている。
 ハンセン指数の構成銘柄では、中国ニット衣料最大手の申洲国際集団HD(2313/HK)と生命保険業務アジア大手のAIAグループ(1299/HK)、取引所運営の香港交易所(香港証券取引所:388/HK)がそろって1.9%高、全国展開型デベロッパーの中国海外発展(688/HK)が1.1%高と上げが目立った。
 他の個別株動向では、デベロッパーの越秀地産(123/HK)が9.8%高と急伸。第3者割当増資計画が支援材料となった。同じく広州市政府系企業で、地下鉄運営の広州地鉄集団を引受先とする。「鉄道+不動産」ビジネスの開拓が期待された。
 半面、空運と海運の運輸セクターはさえない。中国国際航空(753/HK)が4.4%安、中国東方航空(670/HK)が4.2%安、中国南方航空(1055/HK)が3.7%安、太平洋航運集団(2343/HK)が2.9%安、中遠海運能源運輸(1138/HK)が2.4%安と値を下げた。
 自動車セクターの一角も売られる。長城汽車(2333/HK)が3.3%安、広州汽車集団(2238/HK)が3.1%安、華晨中国汽車HD(1114/HK)が2.6%安で引けた。
 一方、本土マーケットは反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.35%安の2943.42ポイントで前場の取引を終えた。金融株が下げを主導する。インフラ関連株、空運株、ハイテク株、エネルギー株なども売られた。半面、医薬品株、消費関連株、不動産株は物色されている。


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