16日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数は前日比11.34ポイント（0.44％）高の2579.44ポイントと反発している。一方、外貨建てB株相場はさえない。上海B株指数が0.07ポイント（0.03％）安の269.92ポイント、深センB株指数が3.72ポイント（0.42％）安の888.12ポイントで推移している。
　当局による相場安定化の期待が強まる流れ。中国証券監督管理委員会が投資家との交流会を開き、相場安定化を示唆した――と報じられている。値ごろ感も着目される。昨日の上海総合指数は年初来安値を再び割り込み、2014年11月以来の安値水準に落ち込んでいた。
　主要銘柄の値上がり率は、洛陽モリブデン（603993/SH）が1.6％、広州汽車集団（601238/SH）が1.3％、中国平安保険（601318/SH）が1.2％、上海国際港務(600018/SH)が1.2％、中国中鉄（601390/SH）が1.1％など。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。