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2019/02/11 16:29

中国大引:上海総合1.4%高で3日続伸、ハイテク株急伸 無料記事

 春節(旧正月)連休明け11日の中国本土マーケットは値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比35.66ポイント(1.36%)高の2653.90ポイントと3日続伸した。約2カ月ぶりの高値水準を回復している。上海A株指数も上昇し、37.38ポイント(1.36%)高の2779.22ポイントで取引を終えた。
 景気テコ入れ期待が高まる流れ。春節連休期間の国内消費は前年比8.5%増にとどまり、統計発表以来で初めて伸び率が1ケタ台となった。連休中の香港や海外の株安などを嫌気し小安くスタートしたものの、下値は固く、中盤から上げ幅を拡大している。
 業種別では、ハイテク関連が急伸。通信機器メーカーの東方通信(600776/SH)がストップ高、システム開発の用友網絡(600588/SH)が8.1%高、スーパーコンピュータ世界大手の曙光信息産業(中科曙光:603019/SH)が4.9%高で取引を終えた。東方通信に関しては、第5世代(5G)ネットワーク商用化に向け、投資が拡大するとの期待が追い風となっている。そのほか、消費関連株、医薬品株、自動車株、素材株、インフラ関連株、不動産株など幅広く買われた。
 外貨建てB株の相場も値上がり。上海B株指数が2.62ポイント(0.95%)高の277.93ポイント、深センB株指数が21.24ポイント(2.43%)高の896.04ポイントで終了した。


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