週明け3日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時36分現在、主要指標の上海総合指数は前営業日比49.43ポイント（1.91％）高の2637.62ポイントと続伸している。外貨建てB株相場もしっかり。上海B株指数が3.70ポイント（1.33％）高の283.12ポイント、深センB株指数が17.98ポイント（2.09％）高の876.94ポイントで推移している。
　米中首脳の「休戦合意」で投資家心理が上向く。1日開催された米中首脳会談でトランプ米大統領は、中国への追加関税を猶予することを決定した。トランプ氏はこれまで、「2000億米ドル相当の中国製品に対し、来年1月に10％から25％に予定通り引き上げる」と強調していたが、中国の知的財産権保護などに関する妥協点を探るため、90日間の猶予期間を設ける。貿易戦争の激化がひとまず回避された格好だ。
　主要銘柄の値上がり率は、中遠海運HD（601919/SH）が7.8％、華泰証券(601688/SH)が4.8％、貴州茅台酒（貴州マオタイ：600519/SH）が4.5％、富士康工業互聯網（601138/SH）が4.3％、中国神華能源（601088/SH）が2.5％、洛陽モリブデン（603993/SH）が2.5％、招商銀行（600036/SH)が2.5％、中国平安保険（601318/SH）が2.2％など。


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