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2018/08/30 13:28

香港前場:ハンセン0.6%安で4日ぶり反落、上海総合は0.8%下落 無料記事

 30日の香港マーケットは値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比173.82ポイント(0.61%)安の28242.62ポイントと4日ぶりに反落し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が67.89ポイント(0.61%)安の11015.17ポイントと続落した。半日の売買代金は430億2500万香港ドルとなっている(29日前場の売買代金は413億6700万香港ドル)。
 朝高の後に売られる流れ。米国の景気期待や株高などを好感し指数は小高くスタートしたものの、上値は重く、程なくマイナスに転じた。米中貿易交渉の長期化観測や、31日に公表される中国景気指標が気がかり材料として意識されている。8月の製造業PMI(国家統計局などが集計・発表)は、市場コンセンサス予想では前月からやや低下する見込み。米中の貿易摩擦が激化するなか、PMI動向などを見極めたいとするスタンスも強まった。
 ハンセン指数の構成銘柄では、乳製品メーカー中国大手の中国蒙牛乳業(2319/HK)が2.3%安、通信キャリア最大手の中国移動(チャイナ・モバイル:941/HK)と香港系不動産の恒隆地産(101/HK)がそろって2.1%安と下げが目立っている。蒙牛が公表した中間決算は4割増益と堅調だったが、好感する買いは限定的だ。
 香港上場企業の決算発表が終盤に入るなか、業績動向に着目した値動きも活発化。充電電池・自動車メーカーの比亜迪(BYD:1211/HK)が1.9%安と続落した。同社は中間期の7割減益とあわせ、1〜9月期の業績悪化を予告している。このほか減益決算を公表した銘柄では、再保険で国内最大手の中国再保険集団(1508/HK)が7.7%安、いすゞ系トラックメーカーの慶鈴汽車(チンリン・モータース:1122/HK)が4.1%安などと値を下げた。
 半面、好業績を明らかにした銘柄群の一角は物色される。中間期の利益7.8倍を手がかりに、オンラインゲームや教育事業の網龍網絡HD(ネットドラゴン・ウェブソフト:777/HK)が17.2%高と急騰した。鉄鋼大手の馬鞍山鋼鉄(323/HK)は3.3%高。中間決算は大幅増益となり、中間配当の再開を予定している。このほか増益決算を報告した企業では、自動車大手の東風汽車集団(489/HK)が5.6%高、上海市政府系投資会社の上海実業HD(上海インダストリアル:363/HK)が5.4%高、白物家電大手の海信科龍電器(ハイセンス・ケロン・エレクトリカル:921/HK)が5.0%高などと上昇が目立った。
 一方、本土マーケットは3日続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.81%安の2746.85ポイントで前場の取引を終えた。ハイテク株と医薬株が安い。資源・素材株、インフラ関連株、不動産株、金融株なども売られた。



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