ハンセン指数 　 　 25711.30　 +207.10 +0.81％
中国本土株指数（旧H株指数） 10081.09 +88.87　 +0.89％
レッドチップ指数 4142.92 +28.59 +0.69％

　週明け31日の香港マーケットは日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が続伸している。米中通商交渉の進展期待が高まる状況。トランプ大統領は29日、習近平国家主席と電話協議した。協議後にトランプ氏は自身のツイッターで、「交渉は大きな進展をみせている」と協調している。また、人民日報は30日、「米中間の差は縮まっている」との記事を配信した。また、米国政府は対中制裁関税に関し、特例で追加関税を免除する品目が1000件近くで認められたことも30日に判明している。
　なお、寄り付き前に公表された今年12月の経済指標では、製造業PMI（国家統計局などが集計・発表）が49.4に下振れし（予想は50.0）、2年10カ月ぶりに節目の50を割り込んだ。半面、非製造業PMIは53.8となり、市場予想（53.2）を上回っている。
　主要銘柄の値上がり率は、中国石油化工(サイノペック：386/HK)が2.2％、万洲国際(WHグループ：288/HK)が2.1％、中国聯通（チャイナ・ユニコム：762/HK）が1.9％、華潤置地(チャイナ・リソーシズ・ランド：1109/HK)が1.7％、碧桂園HD(カントリー・ガーデン・ホールディングス：2007/HK)が1.6％など。



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