ハンセン指数 　 　 26419.89　 +87.93 +0.33％
中国本土株指数（旧H株指数） 10545.52 +30.22　 +0.29％
レッドチップ指数 4290.67 +21.51 +0.50％

　28日の香港マーケットは日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が反発している。米中通商交渉の不安がやや後退。クドロー米国家経済会議（NEC）委員長は27日午後、トランプ米大統領と習近平国家主席が12月1日に会談する予定であることを明らかにし、「中国とは広範に協議を続けている」とコメントした。米中対立の緩和期待で、昨夜の米株が上昇した流れを継いでいる。ただ、上値は重い。人民元相場が再び元安方向に動いていることや、本土・香港間の株式相互取引を通じた足元の売買で、本土からの香港株売買が売り越しで推移していることなどが足かせだ。
　主要銘柄の値上がり率は、中国海洋石油(CNOOC：883/HK)が1.4％、中国生物製薬(サイノ・バイオファーマシューティカル：1177/HK)が1.2％、中国移動(チャイナ・モバイル：941/HK)が1.1％、金沙中国(サンズ・チャイナ：1928/HK)が1.1％、吉利汽車HD(175/HK)が0.9％、中国聯通（チャイナ・ユニコム：762/HK）が0.9％など。


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