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2018/12/18 10:40

続落、ハンセンは37ポイント安 無料記事

ハンセン指数     26050.54  -37.44 -0.14%
中国本土株指数(旧H株指数) 10342.59 -9.22  -0.09%
レッドチップ指数 4282.81 -13.93 -0.32%

 18日の香港マーケットは日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が小幅ながら3日続落している。世界景気の鈍化懸念が一段と強まる中で、昨夜の米株が売られた流れを継いだ。中国や欧州の指標悪化に続き、米国の景気指標も大幅に下振れている。17日公表された12月のニューヨーク連銀製造業景況指数は市場予想の20.0を大幅に下回る10.9に低下し、2017年5月以来の低水準となった。また、18〜19日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれることも気がかり材料。香港は金融政策で米国に追随するため、FOMCの結果を見極めたいとするスタンスも漂っている。
 もっとも、大きく売り込む動きはみられない。中国の政策期待が高まる状況だ。本日開催の「改革開放40周年式典」では習近平国家主席が重要講話を行う予定で、「大規模な市場開放政策が発表される」との観測が報じられている。
 主要銘柄の値下がり率は、恒安国際集団(ヘンアン・インターナショナル・グループ:1044/HK)が2.3%、信和置業(サイノランド:83/HK)が1.7%、騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が1.6%、華潤電力HD(836/HK)が1.6%、中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が1.1%など。


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