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2018/10/24 16:50

中国大引:上海総合0.3%高で反発、好決算の建設銀が2.7%上昇 無料記事

 24日の中国本土マーケットは値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比8.47ポイント(0.33%)高の2603.30ポイントと反発した。上海A株指数も上昇し、8.87ポイント(0.33%)高の2726.30ポイントで取引を終えている。
 中国の政策が期待される流れ。当局の相場安定策や、相次ぐ景気テコ入れ策が改めて材料視された。また、大手行の中国建設銀行(601939/SH)が好決算(増益と不良債権比率改善)を明らかにしたことを受け、金融株全般に業績期待の買いが広がっている。もっとも、上値は重い。中国景気の先行き不安がくすぶるなか、指数は安く推移する場面もみられている。
 大型金融株が相場をけん引。上述した中国建設銀行が2.7%高、中国工商銀行(601398/SH)が2.7%高、中国平安保険(601318/SH)が1.1%高で引けた。相場活性化の思惑で証券株も軒並み上昇している。不動産株、非鉄株、公益株も物色された。紙・パルプ株、空運株も値上がりしている。
 半面、消費関連株は安い。乳製品グループ大手の内蒙古伊利実業集団(600887/SH)が7.2%下落した。石油株、医薬株、ハイテク株、自動車株なども売られている。
 一方、外貨建てB株の相場は値上がり。上海B株指数が0.72ポイント(0.27%)高の270.67ポイント、深センB株指数が6.10ポイント(0.70%)高の881.92ポイントで終了した。


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