2019/01/04 16:39
中国大引:上海総合2.1%高で3日ぶり反発、金融株相場けん引
4日の中国本土マーケットは値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比50.51ポイント(2.05%)高の2514.87ポイントと3日ぶりに反発した。上海A株指数も上昇し、52.92ポイント(2.05%)高の2633.35ポイントで取引を終えている。
米中通商交渉の進展期待が強まる流れ。中国商務部は4日午前に、「来週7〜8日にかけて、米中両国は次官レベルで通商協議する」と発表した。李克強首相も4日、「預金準備率を全面的に下げるなどの対策を講じ、民間や中小零細企業の資金調達を支える」と発言。金融緩和の期待感も広がった。前日までの軟調地合いを継いで指数は小安くスタートしたものの、徐々に買いの勢いが増し、中盤から一段高となっている。
金融株が相場をけん引。招商銀行(600036/SH)が2.5%高、中国太平洋保険(601601/SH)が3.8%高、華泰証券(601688/SH)が6.8%高で引けた。不動産株も軒並み上昇。保利地産(600048/SH)は2.8%高と買われた。医薬株やハイテク株、消費関連株、インフラ関連株、資源・素材株なども物色されている。
航空・宇宙関連の銘柄群も上げが目立った。航天通信(600677/SH)が3営業日連続でストップ高。中航機載電子(600372/SH)が3.4%高、航天電子(600879/SH)が3.3%高と値を上げた。同セクターに関しては、「業績が安定的に推移し、内外景気の影響を受けにくい」と複数のブローカーが指摘している。
外貨建てB株の相場も値上がり。上海B株指数が4.35ポイント(1.62%)高の273.01ポイント、深センB株指数が9.44ポイント(1.13%)高の842.57ポイントで終了した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
米中通商交渉の進展期待が強まる流れ。中国商務部は4日午前に、「来週7〜8日にかけて、米中両国は次官レベルで通商協議する」と発表した。李克強首相も4日、「預金準備率を全面的に下げるなどの対策を講じ、民間や中小零細企業の資金調達を支える」と発言。金融緩和の期待感も広がった。前日までの軟調地合いを継いで指数は小安くスタートしたものの、徐々に買いの勢いが増し、中盤から一段高となっている。
金融株が相場をけん引。招商銀行(600036/SH)が2.5%高、中国太平洋保険(601601/SH)が3.8%高、華泰証券(601688/SH)が6.8%高で引けた。不動産株も軒並み上昇。保利地産(600048/SH)は2.8%高と買われた。医薬株やハイテク株、消費関連株、インフラ関連株、資源・素材株なども物色されている。
航空・宇宙関連の銘柄群も上げが目立った。航天通信(600677/SH)が3営業日連続でストップ高。中航機載電子(600372/SH)が3.4%高、航天電子(600879/SH)が3.3%高と値を上げた。同セクターに関しては、「業績が安定的に推移し、内外景気の影響を受けにくい」と複数のブローカーが指摘している。
外貨建てB株の相場も値上がり。上海B株指数が4.35ポイント(1.62%)高の273.01ポイント、深センB株指数が9.44ポイント(1.13%)高の842.57ポイントで終了した。
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