ハンセン指数 　 　 28761.29　 +178.28 +0.62％
中国本土株指数（旧H株指数） 11113.26 +88.53 +0.80％
レッドチップ指数 4334.62 +14.09 +0.33％

　1日の香港マーケットは日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が3日ぶりに反発している。中国の政策期待が一段と強まるなか、投資家心理も上向く。中国共産党は7月31日、習近平・国家主席の主宰で中央政治局会議を開催し、下半期の重点政策を策定した。会議後の声明では、米国との通商問題を念頭に、積極的な財政政策で景気を下支えする方針が示されている。「米中は貿易交渉の再開を検討している」と報じられるなか、昨夜の米株が上昇したこともプラスだ。
　個別では、アップルの好決算を受け、同社に部品供給する舜宇光学科技（2382/HK）と瑞声科技HD（AACテクノロジーズ：2018/HK）がそれぞれ3.0％高、2.6％高で推移している。アップルの決算では、携帯端末iPhone（アイフォーン）の販売が予想を上回った。
　ほか、主要銘柄の値上がり率は、中国旺旺HD(151/HK)が2.8％、吉利汽車HD(175/HK)が2.6％、万洲国際(WHグループ：288/HK)が1.9％、石薬集団(093/HK)が1.5％など。


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