12日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数は前日比8.08ポイント（0.30％）安の2656.72ポイントと3日続落している。外貨建てB株相場もさえない。上海B株指数が0.74ポイント（0.26％）安の280.64ポイント、深センB株指数が1.35ポイント（0.14％）安の964.72ポイントで推移している。
　米中貿易戦争の激化懸念が重し。米追加関税により、中国経済が一段と鈍化するとの不安が強まっている。人民元安の動きも逆風。中国人民銀行（中央銀行）は朝方、人民元レートの対米ドル基準値を3日連続で元安方向に設定した。上海外国為替市場では、元相場がじり安で推移している。
　主要銘柄の値下がり率は、中国石油化工（600028/SH）が2.4％、中国国際航空(601111/SH)が1.7％、華域汽車(600741/SH)が1.7％、江蘇恒瑞医薬（600276/SH）が1.4％、宝山鋼鉄（600019/SH）が1.1％、招商銀行（600036/SH)が1.1％など。


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