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2019/04/25 13:33

香港前場:ハンセン0.1%安で5日続落、上海総合は0.7%下落 無料記事

 25日前場の香港マーケットは値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比19.82ポイント(0.07%)安の29786.01ポイントと5日続落し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が55.99ポイント(0.48%)安の11607.79ポイントと4日続落した。半日の売買代金は447億2400万香港ドルに縮小している(24日前場は533億7700万香港ドル)。
 上海総合指数の下げ幅拡大が嫌気された。ハンセン指数の構成銘柄では、民間自動車メーカーの吉利汽車HD(175/HK)が2.1%安、光学部品メーカーの舜宇光学科技(2382/HK)が1.2%安、乳製品メーカー中国大手の中国蒙牛乳業(2319/HK)が0.9%安と下げが目立つ。時価総額上位の本土系金融株も軒並み売られた。
 業種別では、自動車がさえない。上気した吉利汽車HDのほか、華晨中国汽車HD(1114/HK)が2.6%安、北京汽車(BAICモーター:1958/HK)が2.2%安、東風汽車集団(489/HK)が0.9%安とそろって続落した。
 空運や海運の運輸セクターも売られる。中国東方航空(670/HK)が1.8%安、中国国際航空(753/HK)が1.7%安、中国南方航空(1055/HK)が1.2%安、中遠海運能源運輸(1138/HK)が1.9%安、中遠海運HD(1919/HK)が1.8%安で引けた。
 半面、不動産セクターの一角はしっかり。保利置業集団(119/HK)が1.5%高、中国海外発展(688/HK)が1.0%高、碧桂園HD(2007/HK)が1.0%高、華潤置地(1109/HK)が0.7%高と上昇した。
 一方、本土マーケットは反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.71%安の3178.95ポイントで前場の取引を終えた。自動車株が安い。消費関連株、インフラ関連株、資源・素材株、ハイテク株、不動産株なども売られた。半面、医薬品株はしっかり。証券など金融株の一角も買われた。


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