2019/01/04 13:22
香港前場:ハンセン1.3%高で3日ぶり反発、上海総合は1.8%上昇
4日前場の香港マーケットは値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比326.10ポイント(1.30%)高の25390.46ポイントと3日ぶりに反発し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が131.75ポイント(1.34%)高の9967.20ポイントと続伸した。半日の売買代金は411億3500万香港ドルとなっている(3日前場は367億300万香港ドル)。
米中通商交渉の進展期待が強まる流れ。中国商務部は前場の取引時間中に、「来週7〜8日にかけて、米中両国は次官レベルで通商協議する」と発表している。すでに消息筋情報として、「米政府代表団は1月7日の週に訪中し、中国当局者と貿易問題で協議する」と前年のうちに報じられていた。正式にアナウンスされたことで投資家に安心感が広がっている。米中の景気先行きを警戒し指数は小安くスタートしたが、程なくプラスに転じた。
ハンセン指数の構成銘柄では、抗生物質・ビタミンC生産の石薬集団(1093/HK)が7.8%高、バイオ製薬・中医薬メーカーの中国生物製薬(1177/HK)が7.3%高、石油大手の中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が4.7%高と上げが目立った。石薬集団に関しては、主席で筆頭株主の蔡東晨氏が同社株を昨年末に買い増したことが判明。株価の下値不安が後退した。
業種別では、不動産が高い。香港系の新鴻基地産発展(16/HK)が3.6%、長江実業集団(1113/HK)が3.5%、恒基兆業地産(12/HK)が3.4%、本土系の万科企業(2202/HK)が3.3%、広州富力地産(2777/HK)が3.0%、碧桂園HD(2007/HK)が2.9%ずつ値を上げた。
中国証券セクターもしっかり。海通証券(6837/HK)が6.2%高、広発証券(1776/HK)が6.0%高、中信証券(6030/HK)と中国銀河証券(6881/HK)がそろって5.5%高、華泰証券(6886/HK)が3.1%高で引けた。
一方、本土マーケットは3日ぶりに反発。主要指標の上海総合指数は、前日比1.81%高の2509.02ポイントで前場の取引を終えた。金融株が相場をけん引。医薬株や不動産株、消費関連株、インフラ関連株、資源・素材株、ハイテク株など全業種が値上がりした。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
米中通商交渉の進展期待が強まる流れ。中国商務部は前場の取引時間中に、「来週7〜8日にかけて、米中両国は次官レベルで通商協議する」と発表している。すでに消息筋情報として、「米政府代表団は1月7日の週に訪中し、中国当局者と貿易問題で協議する」と前年のうちに報じられていた。正式にアナウンスされたことで投資家に安心感が広がっている。米中の景気先行きを警戒し指数は小安くスタートしたが、程なくプラスに転じた。
ハンセン指数の構成銘柄では、抗生物質・ビタミンC生産の石薬集団(1093/HK)が7.8%高、バイオ製薬・中医薬メーカーの中国生物製薬(1177/HK)が7.3%高、石油大手の中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が4.7%高と上げが目立った。石薬集団に関しては、主席で筆頭株主の蔡東晨氏が同社株を昨年末に買い増したことが判明。株価の下値不安が後退した。
業種別では、不動産が高い。香港系の新鴻基地産発展(16/HK)が3.6%、長江実業集団(1113/HK)が3.5%、恒基兆業地産(12/HK)が3.4%、本土系の万科企業(2202/HK)が3.3%、広州富力地産(2777/HK)が3.0%、碧桂園HD(2007/HK)が2.9%ずつ値を上げた。
中国証券セクターもしっかり。海通証券(6837/HK)が6.2%高、広発証券(1776/HK)が6.0%高、中信証券(6030/HK)と中国銀河証券(6881/HK)がそろって5.5%高、華泰証券(6886/HK)が3.1%高で引けた。
一方、本土マーケットは3日ぶりに反発。主要指標の上海総合指数は、前日比1.81%高の2509.02ポイントで前場の取引を終えた。金融株が相場をけん引。医薬株や不動産株、消費関連株、インフラ関連株、資源・素材株、ハイテク株など全業種が値上がりした。
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