29日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時47分現在、主要指標の上海総合指数は前日比7.60ポイント（0.29％）高の2609.33ポイントと続伸している。外貨建てB株相場もしっかり。上海B株指数が0.52ポイント（0.19％）高の280.02ポイント、深センB株指数が4.31ポイント（0.50％）高の870.55ポイントで推移している。
　米中首脳会談への期待感が持続。米紙報道を受け、「米中が通商問題を議論する間は追加関税が避けられる」との見方が浮上している。また、米国で利上げ打ち止め観測が強まったことも追い風。新興国からの資金流出懸念が後退している。
　個別では、前日急伸したメディア関連株に買いが継続。陝西広電網絡伝媒（600831/SH）がストップ高を付けているほか、貴州省広播電視信息網絡（600996/SH）が3.80％高、広西広播電視信息網絡（600936/SH）が5.39％高で推移している。このほか、中国平安保険（601318/SH）や中国農業銀行（601288/SH）など主力金融株も高い。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。