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2019/04/09 13:24

香港前場:ハンセン0.3%高で続伸、上海総合は0.1%上昇 無料記事

 9日前場の香港マーケットは値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比92.17ポイント(0.31%)高の30169.32ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)も27.29ポイント(0.23%)高の11820.94ポイントとそろって続伸した。半日の売買代金は632億5300万香港ドルとなっている(8日前場は656億1100万香港ドル)。
 中国景気の過度な鈍化懸念が後退する流れ。減税・手数料軽減策など、当局の景気テコ入れ策に対する期待感が持続している。また、企業業績の改善観測も強まる状況だ。
 ハンセン指数の構成銘柄では、小型電子部品メーカー大手の瑞声科技HD(AACテクノロジーズ・ホールディングス:2018/HK)が5.5%高、不動産デベロッパー大手の碧桂園HD(カントリー・ガーデン・ホールディングス:2007/HK)が4.9%高、バイオ製薬・中医薬メーカーの中国生物製薬(1177/HK)が4.0%高と上げが目立った。
 業種別では、中国の自動車が高い。長城汽車(2333/HK)が3.3%、比亜迪(BYD:1211/HK)が2.2%、吉利汽車HD(175/HK)が2.0%、広州汽車集団(2238/HK)と華晨中国汽車HD(1114/HK)がそろって1.9%ずつ上昇した。メーカー各社が公表した3月の月次統計では、吉利汽車が2カ月ぶりにプラス成長。長城汽車のプラス成長は6カ月連続となる。BYDは増加率が加速した。
 5G関連銘柄も物色される。通信設備の京信通信系統HD(2342/HK)が12.1%高、中興通訊(ZTE:763/HK)が6.4%高、通信インフラ工事の中国通信服務(552/HK)が5.8%高、基地局運営の中国鉄塔(788/HK)が4.5%高、光ファイバー・ケーブルの長飛光繊光纜(6869/HK)が2.1%高と値を上げた。中国鉄塔は連日で上場来高値を更新している。5G通信を巡っては、韓国と米国の企業が商用サービスを相次ぎスタート。中国でも早期に始まると意識された。中国の関係部局は先ごろ、2020年の商用化を目指すと表明している。早ければ5月にも、臨時ライセンスが公布されるとの見方も広がった。
 他の個別株動向では、不動産デベロッパーの合生創展集団(754/HK)が6.7%高と急伸。同社は8日引け後、1〜3月期の不動産成約額が前年同期比で141.8%増加したと発表した。
 本土マーケットは反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.14%高の3249.20ポイントで前場の取引を終えた。不動産株が高い。自動車株、発電株、保険株、消費関連株、医薬品株、ハイテク株、インフラ関連株なども買われた。


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