18日の本土マーケットは小幅に値上がり。日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数は前日比2.99ポイント（0.11％）高の2654.78ポイントと3日ぶりに反発している。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が0.15ポイント（0.05％）安の279.69ポイント、深センB株指数が0.13ポイント（0.01％）高の954.82ポイントで推移している。
　売り先行後に買われる流れ。トランプ政権が本日朝方、制裁関税第3弾（中国製品2000億米ドル相当を対象）を24日に発動すると発表したことなどを嫌気し小安くスタートしたものの、指数はほどなくプラスに転じた。上海総合指数が2015年の人民元切り下げショック後安値（16年1月27日の2638ポイント）に接近するなか、「国家隊（政府系ファンドなど）」が相場を支えるとの思惑が強まっている。
　主要銘柄の値上がり率は、三安光電(600703/SH)が2.1％、華夏銀行(600015/SH)が1.7％、大秦鉄路(601006/SH)が1.6％、安徽海螺セメント(600585/SH）が1.5％、浙江浙能電力（600023/SH)が1.4％、山東黄金(600547/SH)が1.3％など。


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