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2021/04/27 16:38

中国大引:上海総合0.04%高で反発、保険株が上げ主導 無料記事

 27日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比1.45ポイント(0.04%)高の3442.61ポイントと反発している(上海A株指数は0.04%高の3608.37ポイント)。
 中国の景気期待が改めて意識される流れ。全国工業企業の利益総額は今年3月、前年同月比で92.3%増加した。週末にスタートするメーデー連休(5月1〜5日)に関し、消費活動が活発化するとの期待も大きい。中国で新型コロナウイルス感染拡大が収束した後では、初の大型連休となる。インドなど一部の国でコロナ感染が再拡大していることを不安視し売られる場面がみられたものの、引けにかけて再び上昇した。(亜州リサーチ編集部)
 保険株が上げを主導する。中国人寿保険(601628/SH)が4.2%高、中国太平洋保険(601601/SH)が2.1%高、新華人寿保険(601336/SH)が1.3%高で引けた。中国銀行保険監督管理委員会が保険各社に対し、先端製造業支援のファンド組成を推奨したことが材料視されている。投資機会が増えると歓迎された。
 酒造や小売などの消費関連株も物色される。業界大手の重慶ビール(600132/SH)が3.9%高、スーパーマーケットチェーンの上海百聯集団(600827/SH)が3.3%高、免税店運営の中国旅遊集団中免(601888/SH)が2.9%高で取引を終えた。
 医薬品株も高い。人福医薬集団(600079/SH)が5.2%、薬明康徳(603259/SH)が3.4%、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が1.9%ずつ上昇した。そのほか、海運株も買われている。
 半面、石炭株は安い。中国中煤能源(601898/SH)が6.1%、エン州煤業(600188/SH)が2.5%ずつ下落した。政府による環境対策の一環として、火力発電に占める石炭消費量の縮小方針が改めて嫌気されている。
 空運株もさえない。春秋航空(601021/SH)が2.9%安、中国南方航空(600029/SH)が2.3%安、中国国際航空(601111/SH)が2.1%安と値を下げた。銀行株、自動車株、インフラ関連株、不動産株、半導体株なども売られている。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.29ポイント(0.12%)安の248.51ポイント、深センB株指数が3.94ポイント(0.34%)安の1147.76ポイントで終了した。


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