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2021/01/12 13:34

香港前場:ハンセン0.5%高で3日続伸、上海総合は0.8%上昇 無料記事

 12日前場の香港マーケットは値上がり。主要52銘柄で構成されるハンセン指数が前日比129.29ポイント(0.46%)高の28037.51ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)も59.73ポイント(0.54%)高の11119.24ポイントとそろって3日続伸した。半日の売買代金は968億4100万香港ドルに縮小している(11日の前場は1424億2600万香港ドル)。
 本土マネーの流入加速が相場を支える流れ。昨日の香港市場では、中国本土との相互取引スキームを通じた買い越し額が過去最大を記録している。また、中国の経済対策に対する期待感は根強く、政策で恩恵を受けやすい銘柄群を物色する動きもみられた。欧米や中国の新型コロナウイルス感染再拡大などを嫌気し朝方は売られたものの、中盤から上昇に転じている。(亜州リサーチ編集部)
 セクター別では、中国通信大手の上げが目立つ。中国移動(チャイナ・モバイル:941/HK)が4.6%高、中国電信(チャイナ・テレコム:728/HK)が4.5%高、中国聯通(チャイナ・ユニコム:762/HK)が4.1%高とそろって続伸した。米国が「中国人民解放軍関連」の投資禁止措置を発効する中、上記3社は先週後半に急落していたが、今週に入り買戻しが先行している。ニューヨーク証券取引所は11日、3社の売買を停止した。上述した中国本土との相互取引スキームを通じた11日の売買では、中国移動の買い越し額が大きいと伝えられている。
 半導体セクターも高い。中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が4.7%、ASMパシフィック・テクノロジー(522/HK)が2.0%、華虹半導体(1347/HK)が1.6%、上海復旦微電子集団(1385/HK)が1.3%ずつ上昇した。今年スタートした第14次5カ年計画(2021〜25年)では、科学技術の発展も主要なテーマの一つとなっている。
 ゼネコンやプラント建設、エンジニアリング、建材などインフラ建設関連セクターもしっかり。中国中鉄(390/HK)と中国鉄建(1186/HK)がそろって2.2%高、中国交通建設(1800/HK)が2.0%高、中国建中リョ国際工程(2068/HK)が2.1%高、中国冶金科工(1618/HK)が7.9%高、中国建材(3323/HK)が4.2%高、安徽海螺水泥(安徽コンチセメント:914/HK)が1.5%高で前場取引を終えた。
 半面、自動車セクターはさえない。比亜迪(BYD:1211/HK)が3.3%安、長城汽車(2333/HK)が2.5%安、北京汽車(1958/HK)が2.1%安、広州汽車集団(2238/HK)と華晨中国汽車HD(1114/HK)がそろって1.5%安、吉利汽車HD(175/HK)が1.2%安で引けた。
 一方、本土マーケットは3日ぶりに反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.80%高の3559.86ポイントで前場の取引を終了した。食品飲料株が高い。証券株、インフラ関連株、医薬品株、エネルギー株、素材株、半導体株なども買われた。半面、自動車株は安い。海運株、銀行株も売られている。



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