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2021/03/31 11:00

本土株:上海総合は0.5%安で反落、上海B株は0.02%安 無料記事

 31日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時40分現在、主要指標の上海総合指数は前日比16.08ポイント(0.47%)安の3440.59ポイントと4日ぶりに反落している。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が0.06ポイント(0.02%)安の245.57ポイント、深センB株指数が3.23ポイント(0.29%)高の1132.28ポイントで推移している。
 米中対立の激化懸念がくすぶる流れ。米国務省は30日、年次人権報告書(2020年版)を公表し、「中国当局による新疆ウイグル自治区の少数民族弾圧は、ジェノサイド(民族大量虐殺)」との認識を改めて示した。中国の人権問題を巡っては、すでに米中双方が非難を繰り返し、制裁合戦に突入している。ただ、景気先行きが楽観される中で下値は堅い。朝方公表された今年3月の中国製造業PMIは51.9となり、市場予想(51.2)以上に2月実績(50.6)から改善した。
 主要銘柄の値下がり率は、三一重工(600031/SH)が4.1%、貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が1.9%、中国神華能源(601088/SH)が1.9%、万華化学集団(600309/SH)が1.8%、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が1.8%など。


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