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2018/07/12 13:34

香港前場:ハンセン0.7%高で3日ぶり反発、上海総合は1.9%上昇 無料記事

 12日の香港マーケットは値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比201.18ポイント(0.71%)高の28512.87ポイントと3日ぶりに反発し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)も143.20ポイント(1.34%)高の10801.46ポイントと反発した。半日の売買代金は451億7900万香港ドルにやや縮小している(11日前場の売買代金は556億1200万香港ドル)。
 本土株高が追い風。米中貿易戦争の警戒感が続くなか売りが先行したものの、上海総合指数の上げ幅拡大を好感し、香港の各指数もプラスに転じた。今月後半から本格化する企業決算の発表を前に、業績成長の期待感が強まったことも買い安心感を誘っている。大幅増益の予告が相次いでいるほか、月次の営業報告も堅調なものが多い。また、米商務省が11日、「米国企業との取引を禁じる制裁措置を解除することで中国通信機器メーカーの中興通訊(ZTE:763/HK)と最終合意した」と発表したことも投資家心理を改善させる一因。ZTE株は22.1%高と急騰した。
 ハンセン指数の構成銘柄では、光学部品メーカーの舜宇光学科技(2382/HK)が5.8%高、民間自動車メーカーの吉利汽車HD(175/HK)が3.8%高と上げが目立った。舜宇光学については、今年6月のスマホ用レンズ出荷が前年同月比で83%増加し、前月の70.2%から伸びがさらに加速したことを材料視している。吉利汽車に関しては、今年6月中間期の50%増益を予告したことが手がかり。また、先ごろ発表した営業データによれば、吉利汽車の新車販売は同業他社を上回るペースで拡大している。
 本土系金融セクターもしっかり。新華人寿保険(1336/HK)が4.2%高、中国太平洋保険集団(2601/HK)が3.4%高、中国人民財産保険(2328/HK)が3.2%高、招商銀行(3968/HK)と中国銀河証券(6881/HK)がそろって3.4%高と上昇した。
 本土系不動産セクターも高い。雅居楽集団HD(3383/HK)が5.1%、保利置業集団(119/HK)が3.6%、万科企業(2202/HK)が3.4%、華潤置地(1109/HK)が3.1%、碧桂園HD(2007/HK)が3.0%ずつ値を上げた。
 食品・飲料やビールなど消費関連セクターも物色される。康師傅HD(ティンイー:322/HK)が5.0%高、中国雨潤食品集団(1068/HK)が3.7%高、中国食品(506/HK)が3.4%高、中国蒙牛乳業(2319/HK)が2.4%高、中国旺旺HD(151/HK)が2.3%高、華潤ビールHD(291/HK)が4.1%高、青島ビール(168/HK)が2.3%高で引けた。
 本土マーケットは急反発。主要指標の上海総合指数は、前日比1.90%高の2830.44ポイントで前場の取引を終えた。金融株が相場をけん引する。バイオ医薬関連株や消費関連株、ITハイテク関連株、不動産株、自動車株、インフラ関連株などが幅広く買われた。


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