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2018/07/31 13:43

香港前場:ハンセン0.6%安で続落、上海総合は0.03%下落 無料記事

 31日の香港マーケットは値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比158.49ポイント(0.55%)安の28574.64ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が48.86ポイント(0.44%)安の10997.46ポイントとそろって続落した。半日の売買代金は409億300万香港ドルとなっている(30日前場の売買代金は370億600万香港ドル)。
 内外に不安材料。米IT株が下げ止まらず、昨夜のNYダウが続落した流れを継いだ。内部的には、寄り付き前に公表された中国景気指標の下振れがマイナス。今年7月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計・発表)は、予想(51.3)と6月実績(51.5)を下回る51.2だった。
 ハンセン指数の構成銘柄では、ハイテク関連と中国の不動産が安い。舜宇光学科技(2382/HK)が3.8%、騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が2.7%、碧桂園HD(2007/HK)が2.1%、華潤置地(1109/HK)が1.9%ずつ下落した。建設現場での死亡事故頻発が報じられた碧桂園に関しては、30日に2日間の調査を終え、徐々に工事を再開していると伝わったものの、買い戻しの動きはまだみられていない。同社は「(死亡事故による)販売へのマイナス影響はない」と説明するものの、市場関係者からは「企業イメージの低下は拭えないj」との声も聞かれた。
 食品・飲料などの消費セクターもさえない。中国食品(506/HK)が3.6%安、中国旺旺HD(151/HK)が1.7%安、統一企業中国HD(220/HK)が1.5%安、中国糧油HD(606/HK)と青島ビール(168/HK)がそろって1.3%安で引けた。
 半面、中国自動車セクターの一角はしっかり。北京汽車(BAICモーター:1958/HK)が4.1%高、広州汽車集団(2238/HK)が2.7%高、比亜迪(BYD:1211/HK)が1.2%高、吉利汽車HD(175/HK)が0.6%高と上昇した。
 他の個別株動向では、油田開発資材メーカーの山東墨龍石油機械(568/HK)が3.7%高と急伸。昨日引け後に6月中間期の業績を発表し、純利益が4.6倍に膨らんだと報告した。そのほか、モリブデン中国最大手の洛陽モリブデン集団(3993/HK)は3.3%高。中間決算に関し、純利益が前年同期比で271.2〜295.2%増加するとの見通しを明らかにした。
 一方、本土マーケットは小幅に5日続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.03%安の2868.15ポイントで前場の取引を終えた。金融株が下げを主導している。インフラ関連株、ITハイテク関連株、不動産株なども売られた。半面、医薬株、石油株、食品・飲料株の一角は物色されている。



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