2021/03/10 10:54
本土株:上海総合は0.9%高で反発、上海B株は0.6%高
10日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数は前日比31.17ポイント(0.93%)高の3390.46ポイントと5日ぶりに反発している。外貨建てB株相場もしっかり。上海B株指数が1.35ポイント(0.56%)高の241.91ポイント、深センB株指数が4.60ポイント(0.42%)高の1097.72ポイントで推移している。
米金利低下が好感される流れ。昨夜の米債券市場では、前日に一時1.61%台をつけていた10年債利回りが1.52%台に急低下した。市場では「このところの金利急上昇は行き過ぎ」との見方も流れている。経済回復の期待も一段と高まる状況だ。経済協力開発機構(OECD)は9日、最新の経済見通しで、2021年の世界成長率見通しを従来の4.2%から5.6%に上方修正。21年半ばには、新型コロナウイルス流行前の水準を回復すると予測した。
なお、寄り付き後に公表された2月の中国物価統計では、生産者物価指数(PPI)が前年同月比で1.7%上昇。市場予想(プラス1.5%)以上に、前月実績(プラス0.3%)から上向いた。
主要銘柄の値上がり率は、長城汽車(601633/SH)が5.5%、上海韋爾半導体(WILLSEMI:603501/SH)が5.2%、中国旅遊集団中免(601888/SH)が5.0%、万華化学集団(600309/SH)が3.4%、貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が2.6%など。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
米金利低下が好感される流れ。昨夜の米債券市場では、前日に一時1.61%台をつけていた10年債利回りが1.52%台に急低下した。市場では「このところの金利急上昇は行き過ぎ」との見方も流れている。経済回復の期待も一段と高まる状況だ。経済協力開発機構(OECD)は9日、最新の経済見通しで、2021年の世界成長率見通しを従来の4.2%から5.6%に上方修正。21年半ばには、新型コロナウイルス流行前の水準を回復すると予測した。
なお、寄り付き後に公表された2月の中国物価統計では、生産者物価指数(PPI)が前年同月比で1.7%上昇。市場予想(プラス1.5%)以上に、前月実績(プラス0.3%)から上向いた。
主要銘柄の値上がり率は、長城汽車(601633/SH)が5.5%、上海韋爾半導体(WILLSEMI:603501/SH)が5.2%、中国旅遊集団中免(601888/SH)が5.0%、万華化学集団(600309/SH)が3.4%、貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が2.6%など。
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