ハンセン指数 　 　 　　　　　28709.49　 -426.24 -1.46％
中国本土株指数（旧H株指数） 10940.80 -145.07 -1.31％
レッドチップ指数 　　　　　　 4124.65　 -32.00 -0.77％

　21日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が4日ぶりに反落している。外部環境の不透明感が嫌気される流れ。インドなど新興国を中心に一部の国で新型コロナウイルス感染が再び深刻化し、世界経済の回復が遅れると不安視された。世界保健機関（WHO）の最新統計によれば、世界で1週間当たりの新規感染者数は先週まで8週連続で増加し、過去最多を記録している。昨夜の欧米株安や、原油や非鉄の市況安も投資家心理を冷やした。
　個別では、スポーツシューズ生産・販売の安踏体育用品（ANTAスポーツ・プロダクツ：2020/HK）が7.2％安。筆頭株主が保有する同社株について、一部をディスカウント価格で売却することがネガティブ材料視されている。ほか、主要銘柄の値下がり率は、申洲国際集団HD(2313/HK)が3.4％、中国石油化工(サイノペック：386/HK)が3.1％、銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント：27/HK)が3.0％、舜宇光学科技(2382/HK)が3.0％、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング：9988/HK)が2.9％など。


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