ハンセン指数 　 　 　　　　　28558.04　 -678.75 -2.32％
中国本土株指数（旧H株指数） 11073.98 -251.60 -2.22％
レッドチップ指数 　　　　　　 4022.50　 -60.13 -1.47％

　5日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が続落している。内外の金利高を警戒。昨夜の米10年債利回りは、前日の1.48％台からさらに上昇し、一時1.55％に跳ね上がった。中国で昨日公表された人民元建て上海銀行間取引金利（SHIBOR）は、翌日物や1年物が上昇に転じている。米株市場で高PER（株価収益率）のグロース株（成長株）が大幅続落した流れを継ぎ、香港でも割高感が意識された銘柄群などに売りが先行した。
　一方、本日開幕した全国人民代表大会（全人代）の冒頭で李克強・首相は「政府活動報告」を読み上げ、今年の国内総生産（GDP）成長率を6％以上に設定すると発表。中国の2020年GDP成長率は2.3％だった。
　主要銘柄の値下がり率は、薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス：2269/HK)が6.4％、小米集団(シャオミ・コーポレーション：1810/HK)が5.9％、創科実業(テクトロニック・インダストリーズ：669/HK)が5.2％、吉利汽車HD(ジーリー・オートモービル・ホールディングス：175/HK)が4.7％、中国生物製薬(サイノ・バイオファーマシューティカル：1177/HK)が4.4％、美団(メイトゥアン：3690/HK)が4.3％など。


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