ハンセン指数 　 　 　　　　　29280.22　 +417.45 +1.45％
中国本土株指数（旧H株指数） 11653.96 +191.44 +1.67％
レッドチップ指数 　　　　　　 4177.22　 +87.72 +2.14％

　19日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が4日続伸している。前日までの好地合いを継ぐ。前日に中国で公表された2020年の国内総生産（GDP）成長率が予想を上回り、主要国でプラス成長を唯一確保したとみられることが引き続き材料視された。
　本土マネーの流入も追い風。18日の香港株式マーケットでは、中国本土との相互取引スキームを通じた買い越し額が229億7000万香港ドル（約3070億円）に達し、先週11日に付けた単日の過去最高記録を再び更新した。市場関係者によると、中国の景気回復、本土株に比べた値ごろ感などが香港への本土資金の流入を後押ししているという。ハンセン指数は昨年の高値を突破してスタートした。
　主要銘柄の値上がり率は、中国海洋石油(CNOOC：883/HK)が4.4％、美団(メイトゥアン：3690/HK)が4.2％、香港交易所(香港証券取引所：388/HK)が4.2％、小米集団(シャオミ・コーポレーション：1810/HK)が3.9％、中国海外発展(チャイナ・オーバーシーズランド：688/HK)が3.4％など。


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