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2021/02/08 13:28

香港前場:ハンセン0.7%高で続伸、上海総合は1.1%上昇 無料記事

 週明け8日前場の香港マーケットは値上がり。主要52銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比192.03ポイント(0.66%)高の29480.71ポイントと続伸し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が75.22ポイント(0.65%)高の11636.54ポイントと3日ぶりに反発した。半日の売買代金は1083億7000万香港ドルとなっている(5日の前場は1435億8100万香港ドル)。
 外部環境の改善で投資家のリスク選好スタンスが強まる流れ。先週末の米株市場では、機関投資家がベンチマークとして重要視するS&P500指数が0.4%高と続伸し、市場最高値を切り上げた。米国では、追加経済対策の期待感が再び高まっている。朝方もみ合っていた本土株が上げ幅を拡大したことも、買い安心感につながった。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、マカオ・カジノの銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント:27/HK)が4.4%高、中国ニット衣料最大手の申洲国際集団HD(2313/HK)が4.2%高、中国政府系デベロッパーの華潤置地(1109/HK)が3.9%高と上げが目立った。
 セクター別では、中国の不動産が高い。上記した華潤置地のほか、世茂集団HD(813/HK)が3.4%、中国海外発展(688/HK)が2.8%、融創中国HD(1918/HK)が2.5%、龍湖地産(960/HK)が1.6%ずつ上昇した。世茂集団に関しては、今年1月の不動産成約が前年比で倍増したことも材料視されている。
 非鉄関連の銘柄群も急伸。五鉱資源(1208/HK)が9.8%高、江西銅業(358/HK)が7.1%高、中国アルミ(チャルコ:2600/HK)が6.0%高、洛陽モリブデン集団(3993/HK)が5.9%高、江西カン鋒リ業(ガンフェン・リチウム:1772/HK)が5.5%高、新疆新キン鉱業(3833/HK)が3.2%高で前場取引を終えた。
 旅行やカジノ、映画館(チケット販売)などレジャー関連も物色される。旅行では、中国3大エアラインの中国南方航空(1055/HK)が4.1%高、中国国際航空(753/HK)と中国東方航空(670/HK)がそろって3.3%高、香港フラッグキャリアの国泰航空(キャセイ航空:293/HK)が1.9%高、旅行予約サイト運営の同程芸龍HD(トンチェン・イーロン・ホールディングス:780/HK)が4.3%高、航空情報システム大手の中国民航信息網絡(トラベルスカイ・テクノロジー:696/HK)が1.8%高、中国政府系旅行会社の香港中旅国際投資(チャイナ・トラベル:308/HK)が5.5%高、「ペニンシュラ」ホテルチェーンの香港上海大酒店(香港上海ホテル:45/HK)が2.8%高で引けた。カジノや映画館(チケット販売)では、上述した銀河娯楽集団のほか、澳門博彩HD(SJMホールディングス:880/HK)が3.4%高、猫眼娯楽(マオイェン・エンターテインメント:1896/HK)が6.4%高、阿里巴巴影業(アリババ・ピクチャーズ:1060/HK)が3.9%高と値を上げている。
 他の個別株動向では、インターネット専業保険で中国最大手の衆安在線財産保険(6060/HK)が4.1%高。2020年通期決算の黒字転換見通しが刺激材料となった。そのほか、ピックアップトラック・SUV生産の長城汽車(2333/HK)が8.0%高と急反発。1月の自動車販売をが前年同月比で7割増加し、9カ月連続でプラス成長したことが好感された。
 一方、本土マーケットは4日ぶり反発。主要指標の上海総合指数は、前営業日比1.06%高の3533.38ポイントで取引を終了した。素材株が高い。消費関連株、自動車株、ハイテク株、運輸株、インフラ関連株、医薬品株、銀行株、証券株、不動産株なども買われた。


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