9日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時39分現在、主要指標の上海総合指数は前日比19.91ポイント（0.58％）安の3401.50ポイントと4日続落している。外貨建てB株相場もさえない。上海B株指数が0.84ポイント（0.35％）安の240.33ポイント、深センB株指数が7.16ポイント（0.65％）安の1091.45ポイントで推移している。
　前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。金利上昇圧力が意識される中、これまで上昇が目立っていた銘柄や高PER（株価収益率）のグロース株（成長株）など、割高感が意識された銘柄に売りが続いた。資金流出にも警戒感。中国・香港間の相互取引スキームを通じた8日の売買では、香港経由の本土株取引が大幅な売り越しだった。
　主要銘柄の値下がり率は、中国北方稀土（600111/SH）が6.0％、三一重工(600031/SH)が4.8％、中国旅遊集団中免（601888/SH）が2.3％、内蒙古伊利実業集団（600887/SH）が2.1％、海爾智家（600690/SH）が1.4％、貴州茅台酒（貴州マオタイ：600519/SH）が1.3％など。


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