19日の本土マーケットは小幅に値上がり。日本時間の午前10時39分現在、主要指標の上海総合指数は前日比3.71ポイント（0.13％）高の2790.97ポイントと5日ぶりに反発している。一方、外貨建てB株相場は値下がり。上海B株指数が0.33ポイント（0.12％）安の288.16ポイント、深センB株指数が1.49ポイント（0.14％）安の1045.99ポイントで推移している。
　企業業績に期待感。主要企業の決算発表を前に、好業績を予告する企業が相次ぐ状況だ。6月中間期の8割増益見通しを明らかにした中国生保大手の新華人寿保険（601336/SH）が2.8％高で推移している。ただ、上値は限定的。人民元安の警戒感が依然としてくすぶっていることが重しだ。
　そのほか、主要銘柄の値上がり率は、華夏幸福（600340/SH）が1.6％、宝山鋼鉄（600019/SH）が1.6％、中国平安保険（601318/SH）が1.5％、招商銀行（600036/SH)が1.3％など。


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