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2021/01/08 10:47

反発、ハンセンは36ポイント高 無料記事

ハンセン指数      27584.78  +36.26 +0.13%
中国本土株指数(旧H株指数) 10809.81 +13.08 +0.12%
レッドチップ指数 3808.57  -28.33 -0.74%

 8日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が反発している。米株高が追い風。昨夜の米株市場では、大型財政出動が実施される見通しが高まり、主要3指数がそろって史上最高値を更新した。中国国内の環境も良好。第14次5カ年計画(2021〜25年)の初年度がスタートする中、経済支援策に対する期待感が高まる状況だ。
 主要銘柄の値上がり率は、吉利汽車HD(ジーリー・オートモービル・ホールディングス:175/HK)が9.2%、薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス:2269/HK)が2.2%、美団(メイトゥアン:3690/HK)が2.0%、創科実業(テクトロニック・インダストリーズ:669/HK)が1.8%、香港交易所(香港証券取引所:388/HK)が1.6%など。
 半面、通信3社の中国電信(チャイナ・テレコム:728/HK)が7.4%安、中国聯通(チャイナ・ユニコム:762/HK)が6.5%安、中国移動(チャイナ・モバイル:941/HK)が5.3%安と大幅続落している。ニューヨーク証券取引所が6日、中国通信キャリア大手3社の上場廃止手続きを再開すると表明したほか、MSCIなどは主要指数から3社を除外すると発表した。


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