11日の本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比18.81ポイント（0.55％）安の3409.18ポイントと反落している。中国のインフレ懸念がくすぶる流れ。朝方報告された4月の中国物価統計では、生産者物価指数（PPI）が前年同月比で6.8％上昇し、市場予想（プラス6.5％）以上に前月実績（プラス4.4％）から加速した。
　主要銘柄の値下がり率は、紫金鉱業集団(601899/SH)が5.5％、宝山鋼鉄（600019/SH）が3.5％、中国神華能源（601088/SH）が3.4％、隆基緑能科技（601012/SH）が3.1％、長城汽車(601633/SH）が2.7％、中遠海運HD（601919/SH）が2.5％、三一重工(600031/SH)が2.0％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.17ポイント（0.47％）安の248.25ポイント、深センB株指数が3.18ポイント（0.28％）安の1140.13ポイントで推移している。


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