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2018/07/25 16:42

中国大引:上海総合0.1%安で4日ぶり反落、インフラ関連に利食い売り 無料記事

 25日の中国本土マーケットは値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比1.92ポイント(0.07%)安の2903.65ポイントと4日ぶりに反落した。上海A株指数も下落し、2.03ポイント(0.07%)安の3041.10ポイントで取引を終えている。
 利食い売り圧力が意識される流れ。指数は前日まで急ピッチに上昇し、短期間で約1カ月ぶりの高値水準を回復していた。人民元安が止まらないことも懸念される。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、人民元レートの対米ドル基準値を2日連続で元安方向に設定した。上海外国為替市場では、人民元が依然として約1年1カ月ぶりの元安水準で推移している。もっとも、下値は限定的。中国の政策や企業業績に対する期待感が持続するなか、指数はプラス圏に浮上する場面もあった。
 業種別では、前日に急伸したゼネコンや素材などインフラ関連がさえない。中国鉄建(601186/SH)が3.1%安、中国建築(601668/SH)が1.7%安、中国アルミ(601600/SH)が1.8%安、北京金隅(601992/SH)が1.1%安で引けた。ITハイテク関連株、消費関連株、自動車株、証券株なども売られている。
 半面、薬品株はしっかり。九州通医薬(600998/SH)と広州白雲山医薬集団(600332/SH)がそろって3.1%高、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が1.2%高と上昇した。銀行・保険株の一角、石油株なども買われている。
 一方、外貨建てB株の相場はまちまち。上海B株指数が0.53ポイント(0.18%)高の293.31ポイント、深センB株指数が3.71ポイント(0.35%)安の1066.43ポイントで終了した。


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