ハンセン指数 　 　 　　　　　27885.08　 +166.41 +0.60％
中国本土株指数（旧H株指数） 10367.75 +27.76 +0.27％
レッドチップ指数 　　　　　　 4078.04　 +29.25 +0.72％

　14日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が反発している。米株高を好感した買いが先行。昨夜の米株市場では、労働指標の改善と長期金利の上昇一服で主要指標がそろって反発した。ただ、上値は限定的。中国で週明け17日の取引時間中（日本時間11時ごろ）に、今年4月の各種経済統計（小売売上高や鉱工業生産など）が発表されることもあり、様子見ムードも漂っている。
　主要銘柄の値上がり率は、AIAグループ(1299/HK)が4.0％、華潤置地(チャイナ・リソーシズ・ランド：1109/HK)が2.0％、百威亜太HD(バドワイザー・ブリューイング・カンパニーAPAC：1876/HK)が1.9％、恒安国際集団(ヘンアン・インターナショナル・グループ：1044/HK)が1.7％、創科実業(テクトロニック・インダストリーズ：669/HK)が1.6％など。
　一方、電子商取引（Eコマース）中国最大手、阿里巴巴集団HD（アリババ・グループ・ホールディング：9988/HK）は4.1％安。同社が昨日引け後に報告した1〜3月期決算は、最終損益が赤字に転落した。四半期ベースの赤字転落は、2014年のニューヨーク上場以来で初めて。


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