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2021/04/09 11:01

本土株:上海総合は0.4%安で反落、深センB株は0.3%安 無料記事

 9日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時38分現在、主要指標の上海総合指数は前日比13.62ポイント(0.39%)安の3468.93ポイントと反落している。外貨建てB株相場もさえない。上海B株指数が0.29ポイント(0.12%)安の247.78ポイント、深センB株指数が3.30ポイント(0.29%)安の1136.22ポイントで推移している。
 米中対立の激化が警戒される流れ。米商務省は8日、中国のスーパーコンピューターに関連する計7法人・施設に対し、中国軍に関連しているとして、制裁対象に指定したと発表している。また米議会上院は同日、対中制裁の新法案をとりまとめた。新疆ウイグル自治区の人権や香港の自治、インド太平洋地域の覇権などを巡り、米中は依然として非難を応酬している。
 なお、朝方公表された3月の中国物価統計に関しては、消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)がそれぞれ予想を上回って前月から加速した。
 主要銘柄の値下がり率は、宝山鋼鉄(600019/SH)が2.0%、隆基緑能科技(601012/SH)が1.9%、中国旅遊集団中免(601888/SH)が1.7%、紫金鉱業集団(601899/SH)が1.3%、仏山市海天調味食品(603288/SH)が1.1%など。


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