27日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数は前日比3.26ポイント（0.11％）安の2878.97ポイントと3日続落している。一方、外貨建てB株相場はしっかり。上海B株指数が0.56ポイント（0.19％）高の293.65ポイント、深センB株指数が2.51ポイント（0.24％）高の1067.49ポイントで推移している。
　人民元相場の下落を嫌気。中国人民銀行（中央銀行）は朝方、人民元レートの対米ドル基準値を2日ぶりに元安方向で設定した。上海外国為替市場では、人民元安の動きが再び加速している。元安がデメリットとなる空運株に売りが先行した。
　主要銘柄の値下がり率は、中国国際航空(601111/SH)が2.6％、中国南方航空（600029/SH）が2.3％、中国東方航空（600115/SH）が1.8％、中国国旅（601888/SH）が1.5％、三六零安全科技（601360/SH）が1.3％、保利地産(600048/SH)が1.2％など。


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