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2020/11/19 13:38

香港前場:ハンセン0.6%安で4日ぶり反落、上海総合は0.1%上昇 無料記事

 19日前場の香港マーケットは値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比150.03ポイント(0.57%)安の26394.26ポイントと4日ぶりに反落し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)も73.53ポイント(0.69%)安の10566.52ポイントと反落した。半日の売買代金は700億6100万香港ドルとなっている(18日前場は754億2600万香港ドル)。
 米株安を嫌気した売りが先行する流れ。昨夜の米株市場では、新型コロナウイルス感染拡大による景気減速を警戒し、主要指標のNYダウは1.2%安と続落した。欧米では感染拡大に歯止めがかからず、各地で行動制限が強化されている。世界景気の減速が懸念される状況だ。また、ハンセン指数は前日までの3日続伸で、約8カ月ぶりの高値水準を回復したとあって、売り圧力も意識されている。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、光学部品メーカーの舜宇光学科技(2382/HK)が2.5%安、香港リートの領展房地産投資信託基金(823/HK)が2.0%安、中国政府系デベロッパーの華潤置地(1109/HK)が1.9%安と下げが目立った。
 ハイテクやITのハンセン科技指数は1.0%安。組み入れ銘柄では、上記した舜宇光学科技のほか、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)と騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)がそろって1.1%安、美団(メイトゥアン:3690/HK)が2.7%安などと値を下げている。
 中国の不動産セクターも安い。前記した華潤置地のほか、融創中国HD(1918/HK)が3.1%、中国金茂HD(817/HK)が2.9%、世茂集団HD(813/HK)が2.1%、中国海外発展(688/HK)が1.5%ずつ下落した。
 中国の銀行セクターもさえない。中国工商銀行(1398/HK)と中国建設銀行(939/HK)がそろって1.7%安、招商銀行(3968/HK)が1.6%安、中国銀行(3988/HK)が1.5%安で取引を終えた。
 他の個別株動向では、証券ブローカー中国大手の海通証券(600837/SH、6837/HK)がH株5.4%安と急落。債券、為替などのインターバンク市場を監督する中国銀行間市場交易商協会は18日、永城煤電控股集団の債務不履行(デフォルト)に絡み、違法起債をほう助した疑いがあるとして海通証券とその子会社に対し、規律調査に着手すると報告した。
 半面、スポーツ用品や家電など消費セクターはしっかり。安踏体育用品(ANTAスポーツ・プロダクツ:2020/HK)が4.8%高、李寧(リーニン:2331/HK)が3.5%高、海信家電集団(ハイセンス・ホーム・アプライアンシズ・グループ:921/HK)が7.4%高、TCL電子HD(TCLエレクトロニクス・ホールディングス:1070/HK)が1.8%高で引けた。
 一方、本土マーケットは続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.11%高の3351.09ポイントで前場の取引を終えた。食品・飲料株が高い。自動車株、消費関連株、ハイテク株、医薬品株、防衛関連株、銀行株の一角なども買われた。半面、証券株は安い。保険株、素材株、運輸株、エネルギー株、公益株も売られた。


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