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2020/12/18 13:27

香港前場:ハンセン0.7%安で3日ぶり反落、上海総合は0.1%上昇 無料記事

 18日前場の香港マーケットは値下がり。主要52銘柄で構成されるハンセン指数が前日比178.48ポイント(0.67%)安の26499.90ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が51.62ポイント(0.49%)安の10494.11ポイントとそろって3日ぶりに反落した。半日の売買代金は659億600万香港ドルとなっている(17日前場は656億700万香港ドル)。
 経済活動の落ち込みが警戒される流れ。米国や香港では新型コロナウイルス感染再拡大に歯止めがかからず、行動規制が一段と強化される状況だ。感染流行「第4波」を迎える香港では17日、新規感染96人が確認されている。依然として高止まが持続し、ヘアサロンでクラスターも発生した。投資家心理の重しとなっている。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、光学部品メーカーの舜宇光学科技(2382/HK)と医薬品メーカーの石薬集団(1093/HK)がそろって2.4%安、乳製品メーカー中国大手の中国蒙牛乳業(2319/HK)が2.3%安、飲食ポータルサイトの美団(メイトゥアン:3690/HK)が2.2%安と下げが目立った。
 セクター別では、食品飲料やスポーツ用品、小売など中国・香港の消費関連がさえない。上記した蒙牛乳業のほか、青島ビール(168/HK)が2.0%安、中国雨潤食品集団(1068/HK)が1.4%安、安踏体育用品(ANTAスポーツ・プロダクツ:2020/HK)が2.1%安、李寧(2331/HK)が1.0%安、百盛商業集団(パークソン・リテール:3368/HK)が3.6%安、莎莎国際HD(ササ・インターナショナル・ホールディングス:178/HK)が1.6%安で引けた。
 半面、石油や石炭、天然ガスのエネルギーセクターは高い。中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が3.2%、中国石油化工(サイノペック:386/HK)が2.0%、中国石油天然気(ペトロチャイナ:857/HK)が1.3%、中国中煤能源(1898/HK)が7.5%、中国神華能源(1088/HK)が3.8%、昆侖能源(クンルン・エナジー:135/HK)が2.1%ずつ上昇した。原油高を好感。昨夜のWTI原油先物は1.1%高と4日続伸し、一時9カ月ぶりの高値をつけた。また、石炭相場に関しても先高観が強まっている。外交関係の悪化で豪産石炭の輸入規制が続き、足もとでは石炭不足が深刻化。冬季の暖房需要もあり、発電用石炭の需給ひっ迫で各地で停電も発生した。
 一方、本土マーケットは小幅に続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.13%高の3409.31ポイントで前場の取引を終えた。石炭・石油のエネルギー株が急伸。素材株、発電株、自動車株、医薬品株なども買われた。半面、金融株は安い。不動産株、海運株、ハイテク株の一角も売られた。



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