ハンセン指数 　 　 　　　　　28873.07　 -79.76 -0.28％
中国本土株指数（旧H株指数） 10942.96 -38.35 -0.35％
レッドチップ指数 　　　　　　 4051.28　 -22.54 -0.55％

　27日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が小幅ながら続落している。引き締め懸念がくすぶる流れ。今月公表された中国金融統計では融資が上振れし、不動産価格の上昇基調も強まっている。
　悪材料が浮上した個別株の下げも重し。バイオ医薬品開発受託会社の薬明生物技術（ウーシー・バイオロジクス：2269/HK）が5.2％安と急落している。筆頭株主が保有株の一部をディスカウント価格で売却することを明らかにした。飲食ポータルサイトの美団（メイトゥアン：3690/HK）は2.0％安。国家市場監督管理総局は26日、美団に対し、「独占禁止法」違反の疑いで調査を開始すると発表した。
　ほか、主要銘柄の値下がり率は、中国蒙牛乳業(チャイナ・モンニウ・デイリー：2319/HK)が2.5％、恒安国際集団(ヘンアン・インターナショナル・グループ：1044/HK)が1.2％、騰訊HD(テンセント・ホールディングス：700/HK)が1.0％など。


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