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2021/01/11 16:24

中国大引:上海総合1.1%安で続落、空運関連に売り 無料記事

 週明け11日の中国本土マーケットは値下がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比38.61ポイント(1.08%)安の3531.50ポイントと続落した(上海A株指数は1.08%安の3701.72ポイント)。
 新型コロナウイルス感染再拡大が逆風。欧米や日本などに続き、封じ込めに成功したとされていた中国でも再び感染者数が増加傾向をたどっている。国家衛生健康委員会の最新発表(11日付)によると、10日に新たに確認された感染者は103人。新規感染者が100人を超えるのは、昨年7月末以来、約5カ月ぶりとなる。首都・北京市に隣接する河北省では、省都の石家荘市政府が8日、大規模なロックダウン(都市封鎖)を実施すると発表した。地下鉄の運行が停止され、約1000万人の市民が自宅待機となる。経済活動が落ち込む中、景気回復にも時間がかかると懸念される状況だ。(亜州リサーチ編集部)
 業種別では、空運関連の下げが目立つ。3大エアラインの中国国際航空(601111/SH)が6.0%安、中国LCC(格安航空会社)の上海吉祥航空(603885/SH)と空港管理・運営の上海機場(600009/SH)がそろって3.4%安で引けた。
 保険株も安い。中国人寿保険(601628/SH)が3.3%、中国平安保険(601318/SH)が2.4%ずつ下落した。食品飲料株、証券株、不動産株、エネルギー株、公益株、素材株、インフラ関連株なども売られている。
 半面、自動車株は高い。長城汽車(601633/SH)が8.5%、上海汽車集団(600104/SH)が3.4%ずつ上昇している。長城汽車は上場来高値を更新した。中国当局は先ごろ、新たな「汽車下郷(農村での自動車普及策)」や「以旧換新(自動車の買い替え推進策)」を推進する方針を発表している。銀行株、ハイテク株や医薬品株の一角も買われた。
 一方、外貨建てB株相場は値下がり。上海B株指数が0.99ポイント(0.40%)安の247.15ポイント、深センB株指数が10.56ポイント(0.95%)安の1095.73ポイントで終了した。


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