ハンセン指数 　 　 　　　　　29431.05　 +450.84 +1.56％
中国本土株指数（旧H株指数） 11463.39 +216.18 +1.92％
レッドチップ指数 　　　　　　 4121.64　 +47.05 +1.15％

　週明け1日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が反発している。自律反発狙いの買いが先行。先週末のハンセン指数は3.6％安と今年最大の下落率を記録し、約1カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいた。米10年債利回りの上昇が一服する中、米株市場で高PER（株価収益率）のハイテク株（成長株）に買い戻しが入ったことも好感されている。
　ただ、買い進む動きは限定的。中国景気の先行き不安がくすぶる。前日（2月28日）発表された2月の中国製造業PMI（国家統計局などが集計）は50.6となり、3カ月連続で前月を下回った。
　主要銘柄の値上がり率は、薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス：2269/HK)が6.0％、美団(メイトゥアン：3690/HK)が5.7％、安踏体育用品(ANTAスポーツ・プロダクツ：2020/HK)が5.4％、舜宇光学科技(2382/HK)が4.7％、騰訊HD(テンセント・ホールディングス：700/HK)が4.0％など。


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