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2021/03/29 11:10

本土株:上海総合は0.3%高で続伸、深センB株は0.5%高 無料記事

 週明け29日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数は前営業日比8.81ポイント(0.26%)高の3427.14ポイントと続伸している。外貨建てB株相場もしっかり。上海B株指数が0.60ポイント(0.24%)高の244.10ポイント、深センB株指数が5.67ポイント(0.51%)高の1116.25ポイントで推移している。
 先週末の好地合いを継ぐ流れ。内外で景気回復の期待が高まっている。また、中国本土では預金準備率の引き下げ観測も浮上。中国メディアの報道によれば、特定の銀行に流動性を増加させ、資金需要が活発化する4月の資金ひっ迫を避ける狙いだ。ただ、中国と西側諸国の対立が警戒される中で上値は重い。中国外交部は27日、新疆ウイグル自治区の少数民族に対する人権問題を巡り、制裁措置を打ち出した各国に対し、対抗措置を講じると発表した。米国とカナダの関係者に制裁を科す。
 個別では、中国神華能源(601088/SH)が7.9%高。ほか、主要銘柄の値上がり率は、国電南瑞(600406/SH)が2.6%、上海書爾半導体(603501/SH)が2.5%、貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が1.9%、中国石油化工(600028/SH)が1.4%、万華化学集団(600309/SH)が1.3%などとなっている。



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