4日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数は前日比26.52ポイント（0.74％）安の3550.38ポイントと反落している。外貨建てB株相場もさえない。上海B株指数が0.97ポイント（0.39％）安の248.19ポイント、深センB株指数が4.29ポイント（0.38％）安の1120.79ポイントで推移している。
　米金利高を警戒。米10年債利回りは昨夜、いったん低下していた前日の1.39％から一時1.49％に急上昇した。中国の金利動向も気がかり材料として意識されている。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。中国で重要会議が始まる中、経済対策に対する期待感が強まっている。本日（4日）は国政助言機関の全国政治協商会議が開幕。あす5日には、国会に相当する全国人民代表大会（全人代）がスタートする。
　主要銘柄の値下がり率は、洛陽モリブデン（603993/SH）が4.3％、中国旅遊集団中免（601888/SH）が4.2％、長城汽車(601633/SH）が3.2％、貴州茅台酒（貴州マオタイ：600519/SH）が2.7％、海爾智家（600690/SH）が2.6％、三一重工(600031/SH)が2.5％、万華化学集団（600309/SH）が1.8％など。


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