2日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数は前日比5.07ポイント（0.14％）高の3556.47ポイントと続伸している。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が0.25ポイント（0.10％）安の245.88ポイント、深センB株指数が2.09ポイント（0.19％）高の1109.73ポイントで推移している。
　前日の好地合いを継ぐ流れ。米金利動向の落ち着きと、中国の経済対策に対する期待感が相場を支えている。今週5日、国会に相当する全国人民代表委員会（全人代）が開幕。初日の開幕式では、李克強・首相が「政府活動報告」を読み上げ、2021年の政策方針などを明らかにする予定だ。
　主要銘柄の値上がり率は、国電南瑞（600406/SH）が4.4％、宝山鋼鉄（600019/SH）が2.5％、隆基緑能科技（601012/SH）が2.2％、上海韋爾半導体（WILLSEMI：603501/SH）が1.6％、中国旅遊集団中免（601888/SH）が1.5％など。



内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。