21日の本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比7.16ポイント（0.20％）高の3514.11ポイントと3日ぶりに反発している。
　国内発の新規材料に乏しい中、外部環境の改善が支えとなる流れ。米国では雇用情勢が安定し、早期の経済回復が期待されている。米新規失業保険申請件数（週間）は予想以上に前週から減少し、新型コロナウイルス感染が拡大した2020年3月中旬以来の低水準を更新した。
　主要銘柄の値上がり率は、隆基緑能科技（601012/SH）が3.6％、青島海爾（600690/SH）が3.0％、薬明康徳（603259/SH）が1.9％、中国旅遊集団中免（601888/SH）が1.3％、万華化学集団（600309/SH）が1.1％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.25ポイント（0.10％）高の246.61ポイント、深センB株指数が0.10ポイント（0.01％）高の1147.45ポイントで推移している。


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