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2020/12/10 13:35

香港前場:ハンセン0.5%安で反落、上海総合は0.2%上昇 無料記事

 10日前場の香港マーケットは小幅に値下がり。主要52銘柄で構成されるハンセン指数が前日比126.87ポイント(0.48%)安の26375.97ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が63.85ポイント(0.61%)安の10424.47ポイントとそろって反落した。半日の売買代金は598億5100万香港ドルに縮小している(9日前場は725億8100万香港ドル)。
 米株安を嫌気した売りが先行する流れ。昨夜の米株市場では、米追加経済対策を巡る与野党協議の難航で、主要株価指数がそろって反落した。また、米政権が相次ぎ対中制裁を打ち出す中、米中対立が長期化するとの懸念もくすぶっている。域内経済の停滞も改めて意識された。香港では10〜23日にかけて、午後6時以降の外食禁止など新型コロナウイルス感染症対策が強化される。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、光学部品メーカーの舜宇光学科技(2382/HK)が3.1%安、小型電子部品メーカー大手の瑞声科技HD(AACテクノロジーズ・ホールディングス:2018/HK)が3.0%安、電子商取引(Eコマース)中国最大手の阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)が2.2%安と下げが目立った。舜宇光学の関しては、11月のスマートフォン用レンズ出荷数の前年同月比0.8%減少が嫌気されている(マイナス成長は6カ月ぶり)。
 セクター別では、スマートフォン部材や設備・工事の通信関連が安い。上記した舜宇光学と瑞声科技のほか、丘タイ科技(Qテクノロジー:1478/HK)が4.0%、京信通信系統HD(2342/HK)が3.9%、中興通訊(ZTE:763/HK)が2.3%、中国通信服務(552/HK)が2.1%ずつ下落した。
 自動車セクターもさえない。華晨中国汽車HD(1114/HK)が2.9%安、東風汽車集団(489/HK)が1.9%安、比亜迪(BYD:1211/HK)が1.8%安、北京汽車(1958/HK)が0.7%安で引けた。
 半面、石炭セクターは物色される。中国神華能源(1088/HK)が2.6%高、中国中煤能源(1898/HK)が1.3%高、エン州煤業(1171/HK)が1.1%高とそろって続伸した。市況高が引き続き支援材料。昨日の鄭州商品交易所では、9日の中心限月(2021年1月限「ZC2101」)市況が急伸し、2018年2月以来の高値を更新している(10日も続伸で推移)。
 非鉄やレアアース銘柄の一角もしっかり。金川集団国際資源(2362/HK)が2.6%高、新疆新キン鉱業(3833/HK)が2.3%高、中国稀土HD(チャイナ・レア・アース:769/HK)が1.2%高、江西銅業(358/HK)が0.8%高、中国アルミ(チャルコ:2600/HK)が0.7%高で前場取引を終えた。
 一方、本土マーケットは4日ぶりに反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.24%高の3380.10ポイントで前場の取引を終えた。食品飲料株が高い。ハイテク株、医薬品株、エネルギー株、インフラ関連株なども買われた。半面、金融株は安い。公益株、素材株、運輸株、自動車株、不動産株も売られた。


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