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2021/04/13 10:39

反発、ハンセンは215ポイント高 無料記事

ハンセン指数          28668.70  +215.42 +0.76%
中国本土株指数(旧H株指数) 10946.70 +71.87 +0.66%
レッドチップ指数        4062.54  +19.78 +0.49%

 13日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が3日ぶりに反発している。前日までの続落を受け、ひとまず買い戻しが先行。米国や中国で新型コロナウイルスのワクチン接種が進む中、景気改善の期待も高まっている。ただ、全体としては上値が重い。米中の主要経済指標発表を前に、様子見ムードも漂っている。
 個別では、電子商取引(Eコマース)中国最大手の阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)が3.9%高と続伸。悪材料の出尽くし感が広がっている。中国人民銀行(中央銀行)は12日、アリババ傘下の金融サービス会社、マ蟻集団(アント・グループ)に対して再度行政指導を行ったことを明らかにした。また、国家市場監督管理総局は10日、アリババのプラットフォームが独占禁止法に違反したとして182億2800万人民元(約3000億円)の罰金を科している(独占禁止法違反の罰金で過去最高額)。
 ほか、主要銘柄の値上がり率は、瑞声科技HD(AACテクノロジーズ・ホールディングス:2018/HK)が3.3%、九龍倉置業地産投資(ワーフ・リアル・エステート・インベストメント:1997/HK)が3.3%、申洲国際集団HD(2313/HK)が2.2%、中国中信(CITIC:267/HK)が2.0%など。


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