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2021/10/12 13:30

香港前場:ハンセンは1.0%安で4日ぶり反落、上海総合も1.0%下落 無料記事

 12日前場の香港マーケットは、主要60銘柄で構成されるハンセン指数が前日比259.04ポイント(1.02%)安の25066.05ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が107.90ポイント(1.20%)安の8891.36ポイントとそろって4日ぶりに反落した。半日の売買代金は743億2420万香港ドルにやや縮小している(11日の前場は922億9680万香港ドル)。
 インフレ高進が不安視される流れ。原油や天然ガス、アルミ、銅など商品相場の上昇基調が強まる中、経済成長に圧力がかかると懸念されている。昨夜のWTI原油先物は1.5%高と3日続伸し、一時、約7年ぶりに1バレル=82米ドル台に乗せた。また、ロンドン金属取引所(LME)ではアルミ先物が約13年ぶりの高値を更新している。商品相場が高値圏で推移するなか、金利の先高を意識し、ハイテクなど高PERのグロース(成長)株に売りが先行した。(亜州リサーチ編集部)
 「ニューエコノミー」関連銘柄が下げを主導。ハンセン科技指数は2.2%安と他の指数をアンダーパフォームした。組み入れウエート上位の「ATMX」銘柄では、阿里巴巴集団HD(アリババ:9988/HK)が3.2%安、騰訊HD(テンセント:700/HK)が2.5%安、美団(メイトゥアン:3690/HK)が1.5%安、小米集団(シャオミ:1810/HK)が1.6%安と値を下げている。そのほか、光学部品メーカーの舜宇光学科技(2382/HK)が業績不安で5.0%安。同社の9月スマホ用レンズ出荷数は前年同月比で21%減少し、4カ月連続のマイナス成長と低迷した。
 半導体セクターも安い。ASMパシフィック・テクノロジー(522/HK)が3.6%、華虹半導体(1347/HK)が3.1%、上海復旦微電子集団(1385/HK)が2.9%ずつ下落した。
 医薬品セクターもさえない。中国生物製薬(1177/HK)が2.2%安、薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス:2269/HK)と康希諾生物(カンシノ・バイオロジクス:6185/HK)がそろって2.1%安、石薬集団(CSPCファーマシューティカル・グループ:1093/HK)が1.5%安で引けた。
 半面、エアラインや旅行代理店、カジノなどレジャー関連は高い。中国南方航空(1055/HK)が2.8%、中国東方航空(670/HK)が2.5%、中国国際航空(753/HK)が1.1%、携程集団(トリップドットコム・グループ:9961/HK)が1.7%、金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)が2.1%、新濠国際発展(メルコ・インターナショナル:200/HK)が2.0%ずつ上昇した。
 一方、本土マーケットは続落。主要指標の上海総合指数は、前日比1.04%安の3554.38ポイントで前場の取引を終了した。発電株が安い。資源・素材株、ハイテク株、海運株、証券株なども売られた。半面、医薬品株は高い。不動産株、消費関連株、銀行・保険株も買われた。


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